特集・クローズアップ

2018/04/27

意外と知られていない!? Dynabeads (ダイナビーズ) で何ができるかまとめてみました!

  • 細胞分離
  • タンパク・核酸発現解析
  • 細菌・寄生虫検出

「Dynabeads™ 磁気ビーズ」で何ができるかをまとめたポータルサイトです。

そもそもDynabeadsってどんなもの!?

What_is_DYNABEADS.jpg

Simple, rapid and reliable bioseparation

1979年、ノルウェーの科学技術庁(SINTEF/NTH)のジョン・ウーゲルシュタット博士は、世界で初めて地上の重力のもとで均一なサイズと形状を持った高分子ポリマー粒子製造技術を開発することに成功しました…

 

続きを読む


Dynabeadsとは
Dynabeadsは可磁化物質(γFe2O3 とFe3O4) が一様に分布した高分子ポリマーのコアを親水性ポリマーで覆った、粒径 が均一なビーズです。 この高分子ポリマー製磁気ビーズは、IgM 抗体その他のタンパク質の物理吸着に適しています。この表面に種々の抗体を結合したビーズや、ある種の蛋白あるいはヌクレオチドなどを結合したビーズは、強力磁石(DynaMag)を併用することにより、細胞の分離ならびにタンパクや核酸などの分離・精製をきわめて簡便な操作で、確実かつ速やかに行うことができます。


Dynabeadsの特長

  1. γ Fe2O3 やFe3O4 分子が分散した形でビーズコアに存在するため超常磁性で、磁石を離せば磁性を帯びずビーズは分散します。
  2. 粒子のサイズが一定でその表面形状も均一なため、安定した化学的・物理的特性を示します。そのため抗体、タンパク質、レク チン等を結合して使用する際に再現性のある安定した結果をもたらします。
  3. 磁力を用いてビーズを集合させるため、すべての用途において遠心機を用いた重力(遠心力)による分離に比べてコンタミネーションがきわめて少なく、純度の高いサンプルの採集が可能です。
  4. 高いレベルの品質管理のもとに製造されており、安定した品質が保証されています。

Dynabeadsを用いた実験のワークフロー

Dynabeads は磁石を用いて、細胞、細菌、タンパクあるいは核酸などを簡便・迅速かつ確実に分離・精製できます。この方法を磁気ビーズ法と呼びます。 磁気ビーズ法には確実な結果を得るため、非常に強力な永久磁石をはめ込んだ専用のマグネット(DynaMag)を用います。

DB01.jpg


Dynabeadsによる分離操作の手順例
*実際の手順はアプリケーションにより異なります。

  1. 血液、組織成分 、培養上清液など生物学的試料を調整します。
  2. ターゲットに特異的な抗体等を結合したDynabeadsを試料に添加します。
  3. 緩やかに混和しながらインキュベートし、ターゲットとDynabeadsを結合させます。
  4. マグネットを用い、Dynabeads複合体を壁面に吸着させ、懸濁液を除去します。
  5. 洗浄を数回繰り返し分離・精製を行います。

Dynabeadsの原理とワークフローを動画で視聴

Dynabeadsと他社磁気ビーズの違い
他社製品の磁気ビーズは、粒径が不揃いなケースが多くみられ(下図B-E)、この事が実験に再現性が得られない要因の一つとされています。
一方、Dynabeadsは厳密に管理された製造工程により、均一な球体ビーズを生産します(下図A)。粒子のばらつきを抑えることにより、Dynabeadsはバッチ内だけでなくバッチ間においても非常に高いレベルの再現性を実現しています。

DB02.jpg

Dynabeadsカタログのご案内
Dynabeadsの製品ラインナップは以下のカタログでもご確認いただけます。

Dynabeadsを使った人たちの声

使い方はいろいろ!Streptavidinが結合したDynabeads

粒径の均一な超常磁性高分子ポリマービーズの表面に、高品質なストレプトアビジンが化学的に結合しています。ビーズ上にビオチン化DNA や抗体を固定し、磁石を用いて不要な成分との分離、洗浄などを迅速に行えます。
Dynabeads M-280 Streptavidin が発売されて以来20年以上利用され、数千の文献で様々な用途が記載されています。近年では、次世代シーケンシング(NGS)のサンプル前処理にも広く使われています。

ストレプトアビジン結合Dynabeads を利用したアプリケーションの例

Dynabeads_STA_Application_600x322.jpg

Dynabeadsで免疫沈降をおこなうとメリットがいっぱい

Dynabeads Protein A およびDynabeads Protein G は、組織培養液、細胞抽出液やハイブリドーマの上清等のサンプルから免疫沈降するための確かなツールです。抗体精製にもご利用いただけます。

Dynabeadsを用いた免疫沈降のメリット

  • プロトコールを30 分に短縮
  • インタクトなタンパク質やタンパク質複合体を単離
  • 非特異結合によるバックグラウンドを除去
  • バッファー付きのIP Kit ならさらに簡単、再現性も向上

Dynabeadsの免疫沈降ワークフロー

DynabeadsWorkFlow.gif

免疫沈降に関連したお薦め記事

Exosome(エキソソーム・エクソソーム)サブセットを検出・単離するためのDynabeads

Dynabeads Exosome Isolation/Detection Reagentシリーズは再現性、安定性で定評のあるDynabeads(ダイナビーズ)を用いたExosomeサブセット単離用試薬です。 最近の研究により、Exosome/ECVはいくつかのサブセットからなり、それぞれが異なる機能を持つことが示唆されています。
Exosome(エキソソーム・エクソソーム)のような細胞外小胞体(extracellular vesicles:ECVs)を表面に存在するマーカータンパク質をターゲットとして選択的に免疫磁性分離することができます。

DB04.jpg

Exosomeサブセットの単離に関連したお薦め記事

Dynabeadsでサンプルから直接mRNAを単離!!

Dynabeads を用いることで、細胞、全血や組織からダイレクトにmRNA を15 分で単離できます。Total RNA 精製の必要はありません。Oligo(dT) がビーズ表面に共有結合で付いており、mRNA のPoly A とハイブリダイズすることで精製を行います。 またハイスループットなmRNA 精製にも適しています。

Dynabeads_mRNA.jpg

mRNA単離に関連したお薦め記事

DynabeadsでT細胞の活性化って、どういうこと!?

抗CD3 抗体と抗CD28 抗体をビーズ表面に共有結合させた磁気ビーズ Dynabeads がTCR/CD3 とCD28 への共刺激シグナルを送ります。in vivo での抗原提示細胞によるT 細胞活性化を模倣していますので従来よりも自然なT細胞の活性化が行えます。

0047_Dynabeads_T-Activator_Fig1.jpg

T細胞の活性化に関連したお薦め記事

無料サンプルのご案内

関連製品

記事に関するお問い合わせ