研究者の声

2020/08/21

Dynabeads(ダイナビーズ)ユーザーから寄せられた「研究者の声」

  • 細胞分離
  • タンパク・核酸発現解析

Dynabeadsは超常磁性の磁気ビーズで、細胞の分離ならびにタンパクや核酸などの分離・精製をきわめて簡便な操作で、確実かつ速やかにおこなうことができます。
非常に汎用性が高く、アイデア次第で様々な活用が可能です。実際これまでに多くの研究者の方にDynabeadsをご利用いただいております。
弊社ではDynabeadsを活用いただいている研究者の生の声をご紹介しております。皆様の研究活動の参考にしていただければ幸いです。

【免疫沈降でのDynabeads活用事例】

Dynabeads Protein Gを用いたUV crosslinking and Immunoprecipitation

東京大学大学院理学系研究科
生物科学専攻 塩見研究室
室田 友紀子様
「バックグラウンド少なく、再現の良い結果を安定して得られるようになりました。
また、洗浄が簡便になり、CLIPやRIPに関しては、目的タンパク質単体を綺麗にとってくることができました。」

タンパク質相互作用のプロテオーム解析にDynabeadsを使用

早稲田大学先進理工学部
化学・生命化学科 分子生物学部門
寺田泰比古研究室
寺田 泰比古様
「サンプルロスを軽減させることが出来たほか、扱いの簡便さから操作時間の短縮に繋がりました。また、非特異的なタンパク質吸着が少ない点も魅力を感じました。」

妊娠を左右する遺伝子の発見!! 発見の経緯とDynabeads使用のメリットとは?

熊本大学 発生医学研究所
染色体制御分野
石黒 啓一郎様
「タンパク質複合体のIP-MSやChIPでDynabeadsを頻繁に利用しています。その理由はやはりタンパク質や核酸の非特異的吸着が少ないと言う点にあります。
最近はエピトープタグに対する抗体を予めconjugateしたMagnetic beadsタイプの市販商品が出ていますが、なんと言っても自分の好きな抗体を自在にDynabeadsにconjugateして使うことができるので研究の自由度を制限することなく使っています。」

分子間相互作用の変化を捉える!

神戸大学大学院保健学研究科
病態解析学領域 細胞機能・構造科学分野
駒井 浩一郎様
「かつては免疫沈降にsepharose結合のProtein A/Gを使用していましたが、洗浄操作の途中でロスが避けられないことが難点でした。その点Dynabeadsはマグネットを使用する手軽さや多くの論文で使用されている実績もあることから導入しました。」

【クロマチン免疫沈降でのDynabeads活用事例】

Dynabeads Protein Gを用いたenChIP法

弘前大学大学院医学研究科
ゲノム生化学講座
藤田 敏次様、藤井 穂高様
「Dynabeads Protein Gは、実験操作の際のサンプルのロスが少なく、また非特異的吸着が少なかったため、標的ゲノム領域を効率よく回収することができました。」

Dynabeads Protein A/Protein G/Mouse IgGを用いたChIP法

東京大学大学院 薬学系研究科
分子生物学教室
岸 雄介様
「抗体にもよりますが、Dynabeadsを用いた解析では他社磁気ビーズと比較して強いシグナルを得られています。また、コストも他社ビーズと比較して10%程度安いです。実験結果とコストパフォーマンスの両面で満足しています。」

ChIP-seq実験にDynabeadsを使用

東京大学理学系研究科RNA生物学研究室
山中 総一郎様
「他社磁性ビーズは沈降効率がDynabeadsに比べて優れていたものの、かなりのバックグラウンドノイズが見られました。ビーズの洗浄条件を検討するなども考えましたが、最終的には免疫沈降実験をする際にDynabeadsを用いることで落ち着いています。ロット差などもなく、品質が非常に安定しています。 抗体との相性など、ケース・バイ・ケースの最適化は必要ですが最初の実験を行うときはDynabeadsを用いています。」

全ゲノムの3次元構造をヌクレオソームレベルの高分解能で解析

理化学研究所
生命機能科学研究センター
細胞システム制御学研究ユニット
大野 雅恵様
「Hi-CO法は、洗浄の回数が多いため、SepharoseやAgarose beadsと比較して、Dynabeadsだと洗浄の操作が簡便です。また、Hi-CO法においては、クロマチン免疫沈降したヌクレオソームが多量(DNA量として約1 μg)に必要であるため、1回のアッセイにつき、抗体とビーズをそれぞれ約100 μg、約2 mL使用します。コストパフォーマンスの点からDynabeadsを選びました。」

【NGSでのDynabeads活用事例】

次世代シーケンサー解析を用いた微生物ゲノム進化の研究にベリタス取扱製品を使用

慶應義塾大学 先端生命科学研究所
荒川 和晴様
「学会などでDynabeadsの良い評判は耳にしており、また、先行研究や推奨プロトコルでもDynabeadsが使用されていました。実際に使用してみて、ビオチン精製の効率が高く満足しています。マグネットを用いた操作も簡便です。サンプル数が多い際には、カラムを用いた実験に比べると明らかに操作時間が短縮できます。」

次世代シーケンサーを用いた植物組織特異的RNAの研究にベリタス取扱製品を使用

上智大学 理工学部物質生命理工学科
神澤 信行様
「トライアルキットに含まれる4種類のStraptavidinビーズの比較を行い、Dynabeads MyOne Streptavidin C1で今後のRNA単離の実験を行っていくことに決めました。
このように、自分の行っている実験に最適なStreptavidinビーズについて比較検討して知ることができるトライアルキットは、研究者にとって非常に有用なものだと感じました。」

NGSのサンプル前処理におけるDynabeadsの利用とその意義

大阪大学 微生物病研究所
遺伝情報実験センターゲノム解析室
元岡 大祐様、尾崎 有紀様
「Dynabeadsはビーズが細かいため、実験者による実験の場合でも、多検体処理の際のロボット使用の場合でも、分注前によくボルテックスにより混ぜること、分注の際にチップに残らないことを確認することで、安定した結果が出ています。」

【T細胞活性化でのDynabeads活用事例】

がん免疫療法における新たな細胞移入療法の開発にベリタス取扱製品を使用

慶應義塾大学医学部
微生物学・免疫学教室(吉村研究室)
近藤 泰介様
「抗体を培養プレートに固相化して用いる方法と比較して、Dynabeads T-activatorは、より効率よくT細胞を活性化するという効果が得られています。準備の手間が少なくて済み、操作も非常に簡単です。実験の際に迅速かつ快適に使用できています。」

CDK8/19阻害剤によるFoxp3陽性細胞の誘導でDynabeads使用

レグセル株式会社 研究開発部
大阪大学 免疫学フロンティア研究センター実験免疫学分野
京都大学 ウイルス再生医科学研究所 生体再建学分野
三上 統久様
「Dynabeads T-Activator CD3/CD28は代表的なT細胞刺激試薬であり、かつTreg誘導において優れた作用を示します。特にAS2863619によるFoxP3誘導作用はプレート固相化CD3抗体刺激よりも効率的であることを確認しました。」

疾患患者由来iPS細胞を用いた神経疾患の病態解析と治療

慶應義塾大学医学部生理学
石川 充様
「Dynabeads Human T-activator CD3/CD28を用いることでiPS細胞が非常に効率よく作れるようになりストレスを感じたり、つまずいたりすることなく、多検体や全く異なる疾患のiPS細胞の同時樹立などが可能になりました。そして、どんどんその先、すなわち病気の解析や創薬研究に進むことができました。」

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