ログインVERI+CLUB へログインが必要です。
メールアドレス
パスワード

パスワードを忘れた方

STEMCELL Technologies mTeSR mTeSR1 - cGMP

非cGMP品のmTeSR1 (商品コード:ST-05850) は2017年5月に販売を終了しました。

  • 研究用

hpsc-seminar2019-banner-1.jpghpsc-seminar2019-banner-2

mTeSR™1(= modified Tenneille Serum Replacer 1:エムテイザー1)はフィーダー細胞を必要としない無血清培地で、世界初のDefinedなES/iPS細胞用維持培地です。均質で未分化な表現型を持つヒト多能性幹細胞(hPSC)を、より一貫して培養できます。フィーダー細胞に起因する培養や解析のばらつきを排除し、作業プロセスを効率化出来ます。

cGMPの下で製造されたmTeSR™1は、基礎研究のみならず、細胞治療や治験薬研究用途においても、再現性のある結果を得るための最高の品質と一貫性を保証します。事前にスクリーニングされた原材料をもちいて製造され、hPSCのフィーダーフリー培養においてバッチ間の一貫性と堅牢な性能を保証します。

mTeSR™1は主要な多能性幹細胞研究者に使用され、50カ国で数千のhPSC株の維持に成功しています。
細胞性能の向上と汎用的な維持培養には、同じくcGMP製造品で安定性と緩衝能にすぐれた mTeSR™ Plus (ST-100-0276) 培地もお勧めです。

2018/05/14 12:00の製品情報

VERI+NETのご注文はこちらから

本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

mTeSR™1 - cGMPをもちいて、hPSCをフィーダーフリーで維持培養できます

  • フィーダーフリー培養、無血清 * の組成
  • 1,500報以上の文献 、および数多くのES/iPS細胞系列での使用実績
  • オンフィーダーからダイレクトに移行可能
  • 長期継代培養後も、細胞の表現型と核型が正常
  • 週末の培地交換不要プロトコールあり
  • 別途サプリメントの添加不要
  • 完全培地の状態で冷蔵2週間、冷凍で半年間保存可能
  • 毒物・劇物非該当

* Serum-Free/SF/無血清 の定義(STEMCELL Technologies社)

  • 血清、血漿、血リンパを成分として含みません。
  • アルブミン、トランスフェリン、低密度脂質、ホルモン、血小板溶解物などの、血液、血清、血漿から加工または誘導された成分が含まれている可能性があります。
  • 血清、血漿、血リンパ以外の他の生物学的成分(例、ウシ下垂体抽出物、血小板溶解物、成長因子、ホルモン、キャリアタンパク質などの組織抽出物)が含まれている可能性があります。

培地性能について

mTeSR1は、米国 WiCell Research Instituteの技術提携のもとカナダ STEMCELL Technologies社で開発されました。
京都大学 再生医科学研究所 附属幹細胞医学研究センターのヒトES細胞株にも利用できることを確認いただいております。

培養時のマトリックスにBiolaminin-521 を用いると、ヒト多能性幹細胞のシングルセルからの単層培養および継代培養が、ROCK inhibitorなしで可能になります。生体内の環境に最も近い培養を実現し、細胞はディッシュ上で均一に生育します。

使用方法

データ紹介

mTeSR1で培養したhPSCの正常な細胞形態

85850_data_fig1a[1].jpg
85850_data_fig1b[1].jpg

Undifferentiated (A) H1 human embryonic stem (hES) and (B) WLS-1C human induced pluripotent stem (hiPS) cells cultured on Corning® Matrigel® Matrix in cGMP mTeSR™1 retain the prominent nucleoli and high nuclear-to-cytoplasmic ratio characteristic of this cell type after 10 passages. Densely packed cells and multi-layering are prominent when cells are ready to be passaged.

mTeSR1で培養したhPSCの高い増殖速度

85850_data_fig2[1].jpg

Graph shows the average fold expansion per passage +/- SEM obtained for hES (H1 and H9) and hiPS (WLS-1C) cells cultured in cGMP mTeSR­™1 (red) or non-cGMP mTeSR™1 (gray) on Corning® Matrigel® Matrix over 10 passages. Expansion was determined by enumerating the cell aggregates obtained at harvest and dividing by the number of cell aggregates seeded. Note that this data is representative of cultures passaged after 6-7 days in culture, lower expansion should be expected if using shorter culture times.

動画のご紹介

ヒト多能性幹細胞(hPSC)の生物学の概要、hPSCの品質と特性を評価する方法、プレートコーティング、培地の選択肢、継代から凍結保存までhPSC培養を維持する方法を動画で紹介
(動画の視聴にはSTEMCELL Technologies社ウェブサイトにて登録が必要です)

関連製品

この製品を見ている人は、
この製品情報も見ています。

製品についてのお問い合わせ

掲載製品の技術情報、在庫や価格など、各窓口にお気軽にご相談ください。

法規制アイコン
毒 毒物及び劇物取締法の「毒物」(法第2条別表第1)を含む製品です。
劇 毒物及び劇物取締法の「劇物」(法第2条別表第2)を含む製品です。
カ 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(通称カルタヘナ法)の使用規制対象となる製品です。 ご使用に際しては規制に即し適切にお取り扱いください。
労 労働安全衛生法の「名称等を表示すべき危険物及び有害物」(法第57条)、あるいは「名称等を通知すべき危険物及び有害物」(法第57条第2項)を含む製品です。
向 麻薬及び向精神薬取締法の「麻薬向精神薬原料」(法第2条の7、別表第4)を含む製品です。