STEMCELL Technologies mTeSR mTeSR1 - cGMP
非cGMP品のmTeSR1 (商品コード:ST-05850) は2017年5月に販売を終了しました。
- 研究用
mTeSR™1(= modified Tenneille Serum Replacer 1:エムテイザー1)はフィーダー細胞を使用せずにヒト多能性幹細胞(hPSC)を維持培養する無血清培地です。本品は、世界初の定義された組成(defined)のES/iPS細胞用維持培地であり、均質で未分化な表現型を示すhPSCを、より一貫性をもって培養できます。
cGMPの下で製造されたmTeSR™1は、基礎研究に加えて細胞治療や治験薬の研究においても、再現性の高い結果を得るために最高の品質と一貫性を保証します。スクリーニング済みの原材料から製造され、hPSCのフィーダーフリー培養においてバッチ間の一貫性と堅牢な性能を保証します。
mTeSR™1は多能性幹細胞の主要な研究者が使用しており、50を超える国で数千種のhPSC株の維持に成功しています。
【関連製品】mTeSR™ Plus-cGMP(ST-100-0276)
mTeSR™1に比べて安定性と緩衝能に優れたhPSC維持培地です。細胞性能を強化し、よりフレキシブルに維持培養できます。
製品の特長
mTeSR™1-cGMPで、hPSCをフィーダーフリー培養で維持
- フィーダーフリー培養、無血清 * の組成
- 1,500報以上の文献 、および多くのES/iPS細胞系列で使用実績
- フィーダー培養からの直接移行が可能
- 長期の継代培養後も、細胞の正常な表現型と核型を維持
- 週末の培地交換不要なプロトコルあり
- サプリメントの別途の添加不要
- 完全培地に調整後、冷蔵で2週間、冷凍で半年間の保存可能
- 毒物・劇物非該当
* Serum-Free/SF/無血清 の定義(STEMCELL Technologies社)
- 血清、血漿、血リンパを成分として含みません。
- アルブミン、トランスフェリン、低密度脂質、ホルモン、血小板溶解物などの、血液、血清、血漿から加工または誘導された成分が含まれている可能性があります。
- 血清、血漿、血リンパ以外の他の生物学的成分(例、ウシ下垂体抽出物、血小板溶解物、成長因子、ホルモン、キャリアタンパク質などの組織抽出物)が含まれている可能性があります。
培地性能について
mTeSR™1は、米国 WiCell Research Instituteの技術提携のもとカナダ STEMCELL Technologies社で開発されました。
京都大学 再生医科学研究所 附属幹細胞医学研究センターのヒトES細胞株にも利用できることを確認いただいております。
培養時のマトリックスにBiolaminin-521 を用いると、ヒト多能性幹細胞のシングルセルからの単層培養および継代培養が、ROCK inhibitorなしで可能になります。生体内の環境に最も近い培養を実現し、細胞はディッシュ上で均一に生育します。
データ紹介
mTeSR™1-cGMPで培養したhPSCの正常な細胞形態
![85850_data_fig1a[1].jpg](/products/images/85850_data_fig1a%5B1%5D.jpg)
![85850_data_fig1b[1].jpg](/products/images/85850_data_fig1b%5B1%5D.jpg)
未分化の(A)ヒトES細胞 H1株と(B)ヒトiPS細胞 WLS-1C株を、mTeSR™1-cGMP を用いてCorning® Matrigel® Matrix上で培養すると、10回の継代後も細胞型特有の顕著な核小体および高い核対細胞質比を保持します。継代準備が整うと、細胞の密度が高まり顕著な多層構造が現れます。
mTeSR™1-cGMPで培養したhPSCの高い増殖速度
![85850_data_fig2[1].jpg](/products/images/85850_data_fig2%5B1%5D.jpg)
グラフは、 mTeSR™1-cGMP(赤)または非cGMPのmTeSR™1(灰色)を用いてCorning® Matrigel® Matrix上で10回以上継代して培養したヒトES細胞株(H1、H9)およびヒトiPS細胞株(WLS-1C)の継代当たりの平均増殖倍率(+/- SEM)を示しています。増殖は、回収時に得られた細胞塊の数を播種した細胞塊の数で割ることで決定しました。このデータは培養開始後6〜7日で継代した場合を代表しており、培養期間がより短い場合は増殖の低下が予想されます。
動画のご紹介
ヒト多能性幹細胞(hPSC)の生物学の概要、hPSCの品質と特性を評価する方法、プレートコーティング、培地の選択肢、継代から凍結保存までhPSC培養を維持する方法を動画で紹介
(動画の視聴にはSTEMCELL Technologies社ウェブサイトにて登録が必要です)



















