STEMCELL Technologies ReLeSR ReLeSR

  • 研究用

hpsc-seminar2019-banner-1.jpghpsc-seminar2019-banner-2

ReLeSR™は、手作業による選択やスクレイピングを行わずに、ヒト多能性幹細胞(hPSC)を細胞塊として解離および継代するための酵素フリーの試薬です。ReLeSR™でhPSCを継代すると、手動操作による煩わしさやばらつきを排除しながら、最適なサイズの細胞塊を簡単に生成できます。スクレイピングの必要性を排除することで、培養フラスコおよび他の密閉容器の使用を可能にし、培養のスケールアップや自動化を容易にします。

2018/05/14 12:00の製品情報

VERI+NETのご注文はこちらから

本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

  • Chemically-defined、酵素フリーの組成
  • 未分化コロニーを選択的に剥離
  • ピペット操作なしに、最適サイズ(50-200 µm)の細胞塊を生成可能
  • フラスコ・大容量培養容器にも使用可能
  • 継代後のヒトES/iPS細胞に対し、高い増殖効率

mTeSR1、TeSR-E8の各培地、およびVitronectin XF(ST-07190)、Corning Matrigel の各マトリックスにて評価済みです。
また、TeSR-E7でリプログラミングしたヒトiPS細胞の剥離にも使用いただけます。

ReLeSRはコロニー継代用に最適化されており、シングルセル継代には推奨しておりません。
シングルセル継代にはGentle Cell Dissociation Reagent(ST-07174)をご使用ください。

プロトコール概要

ReleSRによる剥離プロトコールは、一般的なプロトコールに比べて操作時間を最大40分短縮します。
※ 6ウェルプレートあたり

ST-05872_scheme.jpg 

データ紹介

ヒトES/iPS細胞の未分化コロニーを選択的に剥離

(A)ReLeSRで処理前のヒトiPS細胞
(B)ReLeSRで処理すると、未分化コロニー(白い部分)のみ剥離開始
(C)プレートによる振とう後、未分化コロニーのみ完全に剥離
(D)上清に回収されたコロニーは、そのまま継代可能

ST-05872_ReLeSR_Fig1.jpg
ST-05872_ReLeSR_Fig2.jpg

未分化率の低いヒトES/iPS細胞培養系の回復も可能

(A)未分化率が50%未満になったヒトES/iPS細胞の培養系例
(B)(A)の培養系に対しReLeSR処理と継代培養を行った結果、未分化率が90%以上に回復

ST-05872_ReLeSR_Fig3.jpg

未分化のES/iPS細胞コロニーを選択剥離しない系との比較

灰色:Gentle Cell Dissociation Reagent(製品コード:ST-07174、以下GCDRと表記)で未分化のヒトES/iPS細胞を選択せずに継代した結果、未分化率が低下
橙色:ReleSRで未分化のヒトES/iPS細胞を選択して継代した結果、未分化率が回復

ST-05872_ReLeSR_Fig4.jpg

技術資料

製品関連文献

よくある質問

ReLeSRで調製したES/iPS細胞塊から、シングルセルにして凍結保存するにはどうすればよいですか?

シングルセルで凍結保存する際に最も簡単なのは、細胞の剥離にReLeSRではなくGentle Cell Dissociation Reagent (ST-07174)を使用することです。しかし、ReLeSRで未分化細胞を選択的に剥離してから凍結保存したい場合、以下のプロトコールをご紹介します(お考えのアプリケーションに適しているかどうか、必ずご確認ください)。 ReLeSR製品添付書のプロトコール、ステップ8まで行います。細胞塊を遠心で落とします。ペレットをGentle Cell Dissociation Reagent (ST-07174)に再懸濁します (6 well plateの場合、1 mL/well)。インキュベーターに10分置き、シングルセルにします。遠心して、ペレットを凍結保存液に再懸濁します。

開く閉じる
ReLeSRでES/iPS細胞のコロニーを剥離する際、未分化コロニー中心の近くにある分化細胞も剥がれてしまいますか?

コロニーが完全に分化していれば接着したままで剥離されません。中心が部分的に分化している場合、未分化細胞とともに分化した細胞が剥がれてしまう可能性が考えられますが、これらは次回の継代時に接着していれば除去できます。しかしながら、全ての分化細胞が、継代によって除去できるかどうかは保証しかねます。

開く閉じる
ReLeSRは、ヒトES/iPS細胞を凍結保存する前の回収に使えますか?その方法は?

はい、使用できます。
たとえば以下2通りの方法が考えられますが、【1】はSTEMCELL Technolohgies社で良好な結果が得られています。



  1. 【1】
    ReLeSR製品添付書にある継代プロトコールのステップ8まで行い、300 x gで5分遠心します。注意深く上清を除き、細胞塊を凍結保存液(例 CryoStor CS10またはmFreSR)に緩やかに再懸濁し凍結用バイアルに移します。


  2. 【2】
    上記プロトコールのステップ6で、mTeSR1やTeSR2の代わりにウェルに凍結保存液を加えます。30-60秒タッピングし、細胞塊を5 mLピペットで1回ピペッティングします。ウェルから凍結用バイアルに移します。




    開く閉じる

    関連製品

    製品についてのお問い合わせ

    掲載製品の技術情報、在庫や価格など、各窓口にお気軽にご相談ください。

    法規制アイコン
    毒 毒物及び劇物取締法の「毒物」(法第2条別表第1)を含む製品です。
    劇 毒物及び劇物取締法の「劇物」(法第2条別表第2)を含む製品です。
    カ 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(通称カルタヘナ法)の使用規制対象となる製品です。 ご使用に際しては規制に即し適切にお取り扱いください。
    労 労働安全衛生法の「名称等を表示すべき危険物及び有害物」(法第57条)、あるいは「名称等を通知すべき危険物及び有害物」(法第57条第2項)を含む製品です。
    向 麻薬及び向精神薬取締法の「麻薬向精神薬原料」(法第2条の7、別表第4)を含む製品です。