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STEMCELL Technologies ReLeSR ReLeSR

ST-05872 は販売終了となりました(2023年7月)。後継品はcGMPに準拠して製造されたST-100-0483(100 mL)またはST-100-0484(500 mL)です。

  • 研究用

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ReLeSR™は、手作業による選択やスクレイピングをせずに、ヒト多能性幹細胞(hPSC)を細胞塊として解離および継代するための酵素フリーの試薬です。ReLeSR™でhPSCを継代すると、手動操作による煩わしさやばらつきを排除しながら、最適なサイズの細胞塊を簡単に作製できます。細胞を掻き取る必要性を排除することで、培養フラスコおよび他の密閉容器の使用を可能にし、培養のスケールアップや自動化を容易にします。

cGMPに準拠して製造されており、再現性の高い結果を得るための品質と一貫性が最高レベルに確保されています。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

ReLeSRを使用すれば、hPSCの継代にかかる時間と手間を省略

  • 継代プロトコールがシンプルです
  • 分化細胞の手作業による除去(選択)が不要です
  • 細胞塊を生成するための手作業による細胞掻き取りが不要です
  • フラスコや、大容量の培養器での継代にも対応します
  • 化学的に定義された組成(Chemically defined)かつ酵素フリーの、細胞にやさしい試薬です
  • 継代後のヒトES/iPS細胞の増殖効率を高めます

mTeSR1、mTeSR Plus、TeSR2、TeSR-E8の各培地、およびVitronectin XF(ST-07180)、Corning Matrigel の各マトリックスにて評価済みです。
また、TeSR-E7でリプログラミングしたヒトiPS細胞の剥離にも使用いただけます。

ReLeSRはコロニー継代用に最適化されているため、シングルセル継代には推奨していません。
シングルセル継代には、Gentle Cell Dissociation Reagent(ST-100-0485 または ST-100-1077)をご使用ください。

プロトコール概要

ReLeSRを使用することで、一般的な継代プロトコールに比べて操作時間を最大40分短縮できます(6ウェルプレートあたり)。
使用方法の詳細は、製品添付文書をご覧ください。

ST-05872_scheme.jpg 

データ紹介

ヒトES/iPS細胞の未分化コロニーを選択的に剥離

(A)未処理のヒトiPS細胞
(B)ReLeSRで処理すると、未分化コロニー(白い部分)のみ剥離開始
(C)プレートによる振とう後、未分化コロニーのみ完全に剥離
(D)上清に回収されたコロニーは、そのまま継代可能

ST-05872_ReLeSR_Fig1.jpg
ST-05872_ReLeSR_Fig2.jpg

分化が進んだ培養系の回復も可能

(A)未分化率50%未満になったヒトES/iPS細胞の培養系
(B)同培養系に対しReLeSRをもちいて継代培養したところ、未分化率90%以上まで回復

ST-05872_ReLeSR_Fig3.jpg

コロニー選択作業を行うことなく、未分化率を維持および回復

茶色:ReLeSRをもちいて、未分化細胞の選択を行わず(no selection)継代したところ未分化率を維持
灰色:Gentle Cell Dissociation Reagent(GCDR)をもちいて、未分化細胞の選択を行わず(no selection)継代したところ未分化率が低下
橙色:上記培養系をReleSRをもちいて継代したところ未分化率が回復(rescue)

ST-05872_ReLeSR_Fig4.jpg

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