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STEMCELL Technologies STEMdiff STEMdiff Mesoderm Induction Medium

  • 研究用

STEMdiff™ Mesoderm Induction Medium(MIM)は、ヒトES/iPS細胞から初期中胚葉細胞に分化するための、組成が明確なゼノフリー培地です。中胚葉分化のプロトコールは困難で不安定なことがあるため、短くシンプルなSTEMdiff™ MIMの単層培養プロトコールは有用です。

STEMdiff™ MIM は、Brachyury(T)およびNCAMマーカー陽性の初期中胚葉が濃縮された細胞集団を作製する完全培地です。本品は、TeSR™培地で培養したhPSCを効率的に分化します。
本品で作製した初期中胚葉細胞はさらに、骨芽細胞、軟骨細胞、脂肪細胞、または内皮細胞といった特定の細胞型に分化することができます。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

STEMdiff™ MIM をもちいて、hPSCからゼノフリー条件下で初期中胚葉へと誘導できます

  • ゼノフリー(ヒト以外の動物由来成分を含まない)で明確な組成です
  • 2-4日で迅速に中胚葉へ誘導します
  • 複数のヒトES/iPS細胞株から、効率的かつ再現性高く分化します
  • さまざまな細胞型に分化可能な初期中胚葉細胞を作製します

中胚葉分化のワークフロー

Day 0で、hPSCコロニーを回収し、シングルセルの状態にして5 x 104/cm2で、mTeSR1または TeSR-E8 (10 μM Y-27632を含む)をもちいて播種します。Day 1で約20-50% コンフルエンシーに達した段階で培地をSTEMdiff MIMに置換し、Day 2-4で毎日培地交換します。細胞は、Day 3-5で下流の分化に移行するか、Day 5で回収して解析に用いることができます。

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データ紹介

複数の細胞株からの効率的な中胚葉分化と増殖

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(A) mTeSR1 および (B) TeSR-E8で維持培養したヒトESまたはiPS細胞株をSTEMdiff MIMで分化させ、Brachyury (T) とOCT4の発現を確認しました。(A; n = 2 - 10 per cell line; B; n = 3; data are expressed as a mean percentage ± SD)
(C) マトリゲル および Vitronectin XF上での分化効率は同等でした。(n = 5; data are the mean percentage ± SD)
(D) 播種細胞数あたりの平均回収細胞数 (n = 3 - 13. Error bars indicate SEM)

初期中胚葉フェノタイプへの分化

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代表的なフローサイトメトリー分析結果は、mTeSR1で維持培養したhPSCが (A) EpCAM+ NCAM-/lowから、STEMdiff MIMで培養5日目に (B) 初期中胚葉に特徴的な EpCAM-/low NCAM+ に変化することを示しました。一方、(C)(D) PDGFRαとKDRの発現は低いままでした。



詳しいデータは、学会発表ポスター(STEMCELL Technologies社)からご覧ください。

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