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STEMCELL Technologies STEMdiff STEMdiff Monocyte Kit

  • 研究用

STEMdiff™ Monocyte Kit(ST-05320)には、ヒト胚性幹(ES)および人工多能性幹(iPS)細胞をフィーダーフリー条件下でCD14陽性の単球へ分化させるための無血清培地およびサプリメントが含まれています。

単球への分化誘導はシンプルな2D接着培養プロトコルで実施します。最初の3日間は培地Aで細胞を中胚葉に誘導します。その後の4日間は培地Bで中胚葉細胞から造血系統へさらに分化させます。7日目に単球への分化を促進するため、培地をMonocyte Differentiation Mediumに変更します。14日目以降にCD14⁺単球を培養上清から直接採取でき、その後の培養期間中に繰り返し採取できます。CD14⁺細胞の最大頻度は通常60〜80%です。

生成された単球はImmunoCult™-SF Macrophage Medium (ST-10961) を用いてマクロファージへ、また、ImmunoCult™ Dendritic Cell Culture Kit (ST-10985) を用いて樹状細胞へ分化させることができます。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

STEMdiff™ Monocyte Kitをもちいて、hPSCから単球へと効率良く分化できます

  • 効率性 わずか14〜23日で、プレートあたり最大700万個のCD14+単球を生成します
  • 安定性 無血清・フィーダーフリー条件により、血清やフィーダー細胞由来の変動要素を排除できます
  • 簡便性 生成した単球を浮遊状態で容易に回収できる、シンプルな単層培養プロトコルです
  • 汎用性 複数のESおよびiPS細胞株において単球を効率的に誘導できます

iPS細胞由来単球への分化誘導の流れ

05320-Fig1.jpg
  1. 分化を開始する1日前にヒト多能性幹細胞(iPSC)コロニーを回収し、mTeSR™1、TeSR™-E8™、またはmTeSR™ Plusで10〜20個/cm2 の小さな凝集体(直径100〜200 μm)として播種します。
  2. 1日後に培地を培地A(STEMdiff™ Hematopoietic Basal Medium + サプリメントA)に交換して、中胚葉の特異化を誘導します(ステージ1)。
  3. 3日目に培地を培地B(STEMdiff™ Hematopoietic Basal Medium + サプリメントB)に交換して、造血系への特異化を促進します(ステージ2)。
  4. 7日目に培地を単球分化培地(StemSpan™ SFEM II + STEMdiff™ Monocyte Differentiationサプリメント)に交換し、CD14+ 単球の産生を促進します(ステージ3)。単球分化培地は残りの培養期間のすべての培地交換に使用します。
  5. CD14+ 細胞は14日目以降の培養上清から検出でき、その頻度は17〜23日目まで徐々に増加します。CD14+ 細胞は培地交換中に培養上清から直接回収できます。

詳細な使用方法は製品添付文書をご参照ください。

データは以下よりご覧ください。
iPS細胞から単球へ誘導する革新的なアプローチ「STEMdiff Monocyte Kit」

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