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STEMCELL Technologies STEMdiff STEMdiff Pancreatic Progenitor Kit

  • 研究用

STEMdiff™ Pancreatic Progenitor Kit(製品コード:ST-05120)は、ヒト多能性幹細胞(hPSC)から膵前駆細胞を効率的に再現性高く作製する無血清培地です。

本品による細胞分化は、1)胚体内胚葉、2)原始腸管、3)後部前腸内胚葉、4)膵前駆細胞、の4段階を経て行います。分化した細胞は、PDX-1、NKX6.1およびSOX9を含む膵前駆細胞の重要なマーカーを発現し、インスリンとグルカゴンの発現が上昇します。得られる膵前駆細胞から、さらにインスリン産生ベータ細胞、または他の内分泌および外分泌系の膵臓細胞へと分化させることができます。

本品は、mTeSR™1(# ST-85850)またはmTeSR™ Plus(# ST-100-0276)で維持されたhPSCからの分化に最適化されています。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

STEMdiff™ Pancreatic Progenitor Kitで、hPSCから膵前駆細胞へと無血清で分化誘導

  • 動物モデルに移植でき、インスリン産生β細胞への成熟も可能な機能性の膵前駆細胞を作製
  • 複数のヒトES/iPS細胞株から、優れた効率と再現性でPDX-1、NKX6.1、SOX9陽性の膵前駆細胞に分化
  • 無血清培地
  • mTeSR™1またはmTeSR™ Plusで維持された複数のヒトES/iPS細胞株に適合

使用方法

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hPSC由来膵前駆細胞の作製プロトコル概要
ステージ1-4を経て14日間で分化します。詳細な使用方法は、製品添付文書をご覧ください。

データ紹介

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図1. 膵前駆細胞は内分泌および外分泌細胞への成熟が可能
(A)PDX-1(赤)とNKX6.1(緑)を発現する膵前駆細胞の代表的な画像です。黄色の染色は多く細胞における両マーカーの共発現を示しており、発生中のヒト膵臓での観察と一致します。
(B, C)膵前駆細胞をマウスに移植すると内分泌および外分泌細胞へと成熟できます。(B)synaptophysin(赤)を発現する内分泌細胞集団が、CK-19(緑)を発現する管腔構造に囲まれています。
(C)膵島様構造の中に、インスリン(赤)、グルカゴン(緑)、またはソマトスタチン(青)を個別に発現する単一ホルモン細胞が含まれています。
Data in (B, C) are from the laboratory of Dr. Timothy J. Kieffer (University of British Columbia, Vancouver, Canada).

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図2. STEMdiff™ Pancreatic Progenitor Kitは、複数のhPSC株からの高効率な膵前駆細胞分化をサポート
4つの異なるhPSC株(H1, H9, WLS-4D1, WLS-1C)由来の膵前駆細胞について、分化ステージ4の終わりにPDX-1とNKX6.1の発現を測定しました。(A)H9株由来の分化細胞におけるPDX-1とNKX6.1の共発現を示す代表的なフローサイトメトリー結果です。(B)2つのヒトES細胞株(H1, H9)と2つのヒトiPS細胞株(WLS-4D1, WLS-1C)由来の細胞における、PDX-1/NKX6.1共発現を示す定量的なデータです(細胞株あたりのn = 5-10)。個別の点は単回実験内のduplicatesの平均値です。水平線は全実験の平均値で、エラーバーは標準誤差(SEM)を示します。膵前駆細胞への分化効率は平均で61.5%から77.7%の範囲であり、細胞株に依存します。

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図3. 膵前駆細胞への移行を示す遺伝子発現プロファイル
膵前駆細胞への分化誘導中、各ステージの終わりに解析した膵前駆細胞の主なマーカー遺伝子発現プロファイルです。発現変化を18S ribosomal RNAとTATA Binding Protein(TBP)を基準に正規化しました。データは3 - 5回の実験の平均値 ± SEMを示しています。文献で報告された発現パターン²と一致しています。

1. Riedel M et al. (2012) Immunohistochemical characterization of cells co-producing insulin and glucagon in the developing human pancreas. Diabetologia 55(2): 372-81.
2. Rezania A et al. (2014) Reversal of diabetes with insulin-producing cells derived in vitro from human pluripotent stem cells. Nat Biotechnol 32(11): 1121-33.

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