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STEMCELL Technologies STEMdiff STEMdiff Motor Neuron Differentiation Kit

  • 研究用
  • 新製品

STEMdiff™ Motor Neuron Differentiation Kit(ST-100-0871)は、ヒト多能性幹細胞(hPSC)から脊髄運動ニューロンへと分化するための無血清培地です。Mauryらのプロトコル(Nature Biotechnology, 2015)に基づいて、脊髄運動ニューロンの純粋集団(平均で、クラスIII β-チューブリン陽性 >80%、運動ニューロンマーカー ISL1陽性 >50%、同 HB9陽性 >60%)を作製できます。これらの運動ニューロンはHOXA5も高発現します。

得られる運動ニューロンは、ヒト神経疾患モデル、毒性試験を含むさまざまな用途に適しています。MyoCult™ Differentiation Kit(ST-05965)で作製した筋管との神経筋共培養、STEMdiff™ Microglia Differentiation Kit(ST-100-0019)で作製したミクログリアとの共培養、あるいはAggreWell™400プレート(ST-34460)を使用した高収量生産にも適しており、高い汎用性を備えています。

本品で作製した運動ニューロンをさらに成熟させる場合、STEMdiff™ Motor Neuron Maturation Kit(ST-100-0872)で14日間の追加培養をしてChAT陽性 >40%の細胞を産生できます。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

*本品は、hPSCから運動ニューロンへ分化させるキットです。分化した運動ニューロンの成熟には、STEMdiff™ Motor Neuron Maturation Kit(ST-100-0872)が必要になります。

STEMdiff™ Motor Neuron Differentiation Kitで、hPSCから運動ニューロンを無血清で作製

  • hPSCから運動ニューロンへ、わずか14日間で分化
  • 簡易で規模調整しやすいワークフローで、運動ニューロン培養を合理化
  • 神経活動・成熟を促すBrainPhys™ Neuronal Medium* との併用で、生理学的に適切な結果を取得
  • 適合する分化キットを組み合わせて共培養することで、複雑な細胞間相互作用をモデル化可能

* BrainPhys™ Neuronal Mediumは、STEMdiff™ Motor Neuron Maturation Kit(ST-100-0872)に構成品として含まれています。

使用方法

STEMdiff™ Motor Neuron Differentiation Kitは、hPSCから14日間で運動ニューロンを作製できます。運動ニューロンは、STEMdiff™ Motor Neuron Maturation Kitでさらに14日以上培養して成熟させることができます。

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図1. STEMdiff™ Motor Neuron培養系のプロトコル概要

データ紹介

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図2. 純粋な運動ニューロン前駆細胞集団の作製
さまざまな細胞株由来のhPSCを、STEMdiff™ Motor Neuron Differentiation Kitを用いて超低接着プレートまたはAggreWell™400プレートで運動ニューロン前駆細胞に分化しました。(A)mTeSR™1またはmTeSR™ Plusで維持されたhPSCは、STEMdiff™ Motor Neuron Differentiation Kitで胚様体(EB)に凝集しました。培養開始から9日目にEBをシングルセルに解離し、再播種して接着培養しました。得られた培養物には運動ニューロン前駆マーカー OLIG2(赤)を発現する細胞集団が含まれ、脊髄中間ニューロンマーカー NKX2.2(緑)は陰性です。核はHoechst(青)で標識されています。(B)ヒトES細胞2株(H1、H7)およびiPS細胞2株(WLS-1C、STiPS-M001)に由来する培養中の、OLIG2および陰性対照群(NKX2.2、FOXG1、OTX1、OTX2)の発現率を定量化しました。この分化でOLIG2+運動ニューロン前駆細胞が産生されました(83.20% ± 2.890%、平均 ± SEM; n=4 細胞株、1条件あたり2回の複製)。数値は全Hoechst陽性細胞に対する陽性細胞の頻度(%)です。

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図3. 純粋な有糸分裂後運動ニューロン集団の作製
さまざまな細胞株由来の運動ニューロン前駆細胞を、STEMdiff™ Motor Neuron Differentiation Kitを用いて有糸分裂後運動ニューロンへ移行させました。(A)STEMdiff™ Motor Neuron Differentiation KitでhPSCを分化させた後、14日目までに有糸分裂後運動ニューロンが産生されました。得られた培養物には、神経同一性マーカー βIII-TUB(緑)、成熟運動ニューロンマーカー HB9(赤)、(B)ISL1(赤)を発現する細胞群が含まれています。核はHoechst(青)で標識されています。(C)ヒトES細胞3株(H1、H7、H9)およびiPS細胞3株(WLS-1C、STiPS-M001、STiPS-R038)に由来する培養中の、βIII-TUB、ISL1、HB9の発現率を定量化しました。この分化でβIII-TUB+(92.59% ± 1.079%、平均 ± SEM; n=6 細胞株、1条件あたり2回の複製)、ISL1+(55.99% ± 3.723%、平均 ± SEM)、およびHB9+(65.17% ± 3.514%、平均 ± SEM)の運動ニューロンが産生されました。数値は全Hoechst陽性細胞に対する陽性細胞の頻度(%)です。

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図4. 頸椎軸にパターン化された運動ニューロンの作製
さまざまな細胞株由来のhPSCを、STEMdiff™ Motor Neuron Differentiation Kitを用いて運動ニューロン前駆細胞に分化させました。ヒトES細胞2株(H1、H7)およびiPS細胞2株(STiPS-M001、STiPS-R038)に由来する培養物の発現レベルをqPCRで測定し、対照群にhPSC由来の前脳ニューロン前駆細胞を用いました。培養開始から9日目の運動ニューロン前駆細胞では、頸部前後軸 HOXA5(n = 4)がhPSCに対し高い発現を示しました。

その他のデータはこちら:
神経変性・神経筋疾患モデルに ヒト運動ニューロンの作製
Data Figures(STEMCELL Technologies社ウェブサイトにリンクします)

関連情報

神経研究に有用な培養ツールまとめ(STEMCELL Technologies社)

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