STEMCELL Technologies StemSpan StemSpan T Cell Generation Kit
- 研究用
StemSpan™ T Cell Generation Kitは、ヒトの臍帯血(cord blood; CB)由来CD34+細胞から、CD4+CD8+二重陽性(DP)のT細胞を増殖させる培地製品です。間質細胞や血清を使用しない2段階のプロトコルを用いて、数千個のT細胞を増幅させます。
ステップ1では、2週間の培養でCD34+細胞からCD7+CD5+前駆T(pro-T)細胞への増殖と分化を促進します。ステップ2では、pro-T細胞を、成熟サプリメントを含む培地でさらに4週間培養し、CD4+CD8+ DP T細胞への成熟を促進します。さらに1週間の追加刺激(オプション)でCD8+単一陽性(SP)T細胞に成熟できます。
本品に含まれる全試薬は、個別購入も可能です。
StemSpan™ Lymphoid Progenitor Expansion Supplement(10X)(pro-T細胞への増殖と分化を選択的に促進)、StemSpan™ T Cell Progenitor Maturation Supplement (10X)(pro-T細胞からDP T細胞への成熟を促進、CD8 SP T細胞への成熟もサポート)はともに、StemSpan™ SFEM II培地と併用し、StemSpan™ Lymphoid Differentiation Coating Material (100X)でコーティングしたプレート上で使用するよう設計されています。
製品の特長
StemSpan™ T Cell Generation KitでCD34+細胞からT細胞を産生
- 定義済みの培養条件 血清・フィーダーを使わないため、それらに由来する変動を回避可能
- 優れた性能 臍帯血由来CD34+細胞当たり20,000個以上のDP T細胞を産生
- 簡単 間質細胞(フィーダー)の継代が不要
データ紹介
14日間培養後のCD7+CD5+ Pro-T細胞の頻度と収量
臍帯血(CB)由来のCD34+細胞(単離した新鮮細胞または凍結細胞)を、Lymphoid Differentiation Coating Material(# ST-09925)でコーティングしたプレート上で、Lymphoid Progenitor Expansion Supplement(# ST-09915)を添加したStemSpan™ SFEM IIを用いて14日間培養しました。
(A)細胞を回収しフローサイトメトリーによってCD7およびCD5の発現を分析しました。
(B)14日目の生存CD7+CD5+ pro-T細胞の平均頻度は70%であり、播種したCD34+細胞あたり約200個のCD7+CD5+細胞が産生されました。データは平均値を95%信頼区間とともに示しています(n = 33)。
42日間培養後のCD4 未成熟SP(ISP)およびCD4+CD8+ DP細胞の頻度と収量
CB由来のCD34+細胞(単離した新鮮細胞または凍結細胞)をStemSpan™ T Cell Generation Kit(# ST-09940)で42日間培養し、(A)フローサイトメトリーでCD4、CD8、CD3およびTCRαβの発現を分析しました。
CD4 ISP、二重陽性細胞(CD4+CD8+)およびCD3+TCRαβ+発現二重陽性細胞(CD4+CD8+CD3+TCRαβ+)について、(B)頻度および(C)収量を示しています。平均して、全生存細胞の38%がDP(CD4+CD8+)であり、うち35%がCD3とTCRαβを共発現していました。播種したCD34+細胞あたりの総DP細胞およびCD3+TCRαβ+ DP細胞の収量は、それぞれ約23,000および約9,000でした。データは平均値を95%の信頼区間とともに示しています(n = 31)。
49日間培養後のCD8 SP T細胞の頻度と収量
DP細胞をT Cell Progenitor Maturation Supplement(# ST-09930)、IL-15(# ST-78031)およびImmunoCult™ CD3/CD28/CD2 T Cell Activator(# ST-10970)を添加したStemSpan™ SFEM IIでさらに7日間培養することにより、CD8 SP T細胞へと成熟させました。
49日目に(A)CD3、TCRαβ、CD4およびCD8の発現についてフローサイトメトリー分析しました。
(B)CD3+TCRαβ+発現細胞とそのサブセットの頻度と収量を示しています。平均して、CD3+TCRαβ+細胞の54%がDP(CD4+CD8+)であり、38%がCD8 SP(CD4-CD8+)でした。播種したCD34+細胞あたりのCD8 SP T細胞の平均収量は約6,000でした。CD3+TCRαβ+CD4 SP(CD4+CD8-)T細胞は非常に低い頻度で検出されました(データ非表示)。データは平均値を95%信頼区間とともに示しています(n = 12)















