FAQ
- 用途別細胞培養
- CloneRは基底膜にLaminin-521、MatrigelまたはVitronectin XFを組み合わせて使用できるようですが、どの基底膜を推奨していますか?
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STEMCELL Technolohgies社による過去の検討により、下記のことが分かっておりますのでご参照ください。
・ Laminin-521のクローニング効率は、Vitronectin XFや Matrigelより少々高い
・ mTeSR1 + CloneRは、どの基底膜でも一番良い組み合わせである
・ Vitronectin XFのコロニー形態は、Laminin-521やMatrigelより良い
・ Laminin-521はシングルセルdepositionによりクローンを生成する場合に適している
・ 低密度(<25 cells/cm2)で播種してクローンを生成する場合、Vitronectin XF + mTeSR1 + CloneRの組み合わせを推奨
注意点:
Vitronectin XFはnon-TC処理プレートで培養することが重要です。
STEMCELL Technologies社では、Greiner multi-well platesまたは10cm suspension dishを使用しています。Cell Adhere Dilution Bufferを用いてVitronectin XFを希釈してください(Vitronectin XFのプロトコール参照)。
STEMCELL Technologies社では、クローニング処理開始前に可能な限り長く(1-4時間程度)プレコートします。