製品の特長

インターロイキン23（IL-23）は、IL-12と特性を共有するヘテロ二量体の炎症性サイトカインです。両サイトカインは、受容体鎖IL-12Rβ1に結合するp40サブユニットを含んでいるものの、異なる生物学的機能を発揮します。IL-23は、いくつかの自己免疫疾患の炎症メディエーターとして関与しており、腫瘍の成長を促進することもわかっています。現在、IL-12およびIL-23サイトカインの両方を標的とする治療薬は、乾癬および乾癬性関節炎の治療に使用されており、関連薬はさまざまな炎症性疾患の臨床試験中です。

iLite IL-23 Assay Ready Cellsは、IL-23に応答してホタルルシフェラーゼを特異的かつ比例的に発現するよう遺伝子改変されたレポーター遺伝子をもつ鳥類DT-40細胞株（ATCC #CRL2111）です。IL-12との交差反応なしに、非常に特異的に発現するよう最適化されています。

この細胞は、抗IL-23薬または抗p40薬の効力を定量化する高感度で特異的なアッセイに使用できます。また、IL-23に特異的に応答するため、p19の特異的阻害剤を開発する際のアッセイにも使用できます。細胞数と血清マトリックス効果については、第二のレポーター遺伝子であるウミシイタケルシフェラーゼが恒常活性型プロモーターの制御下で発現することにより規格化できます。

注：ATCC® CRL-2111細胞株は、ATCC®からライセンスを得て使用されています。

製品仕様

• アッセイ対象：　IL-23
• 容量：　96ウェルプレート1枚分／1バイアル（>250 µL）
• 結果出力：　定量的
• 検出系：　発光

詳しくは、こちら（メーカーのウェブサイトへリンク）からご覧ください。

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