ラーニングコーナー

2018/05/28

生体試料のパートナー【2】 ―自己免疫疾患・アレルギー―

  • 細胞・生体試料

生体試料の特集【2】自己免疫疾患・アレルギーについてのご紹介です。

自己免疫疾患とアレルギーについて

自己免疫疾患とは

「自己免疫」とは自己抗原に対して獲得された免疫反応です。
自己免疫が組織に障害を与えるようになった場合が、自己免疫疾患です。
自己免疫疾患には、膵臓が標的器官の糖尿病などの器官特異的なものと、多数の器官が関与している全身性エリテマトーデス(SLE)といった全身性(器官非特異的)のものがあります。特に多くみられる自己免疫疾患には、グレーブス病/甲状腺機能亢進症、I型糖尿病、悪性貧血、関節リウマチ(RA)、甲状腺炎、白斑、多発性硬化症(MS)、SLEがあります*1。さらに自己免疫疾患は、女性の罹患率が男性よりも多いことが知られています。

*1: 免疫学キーノート 著者, P. M. Lydyard(他)(著), 上野川修一(監訳)

 

アレルギーとは

「アレルギー」は、本来なら無害であるはずの抗原に対する免疫応答によって起こる疾患と定義されています。アレルギーは過敏反応と呼ばれる免疫応答システムの一つに分類(通常IgEを介したI型過敏反応に属します)されます*2。 現在全国に6千万人、ほぼ2人に1人の日本人が花粉症や喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などの何らかのアレルギーをもつと言われています*3。この傾向は米国、欧州、中国でも同様です。近年では人類と共生し進化してきた微生物(腸内や皮膚の常在菌など)の食事や生活環境の激変による変化が先進国でのアレルギー疾患増加の要因として注目されています。
アレルギーには、アナフィラキシーショック、じんましん、アレルギー性皮膚炎、喘息、食物アレルギーなどがあります。

*2: 免疫生物学―免疫系の正常と病理(第5版)Charles A. Janeway, Jr.(他)(著), 笹月 健彦(監訳)
*3: 実験医学 Vol.34 No.18(11月号)2016

 

取扱試料のご案内

自己免疫疾患の患者由来試料

自己免疫疾患(SLE、RA、MSなど)、性別、年齢など様々なリクエストに対応できるよう幅広いサプライヤーネットワークを駆使して自己免疫疾患研究者様のニーズにマッチしたヒト試料を供給しています。
すべてのヒト試料は、適切なインフォームドコンセントに基づき採取されています。試料の性質上、B 型肝炎ウイルス(HBV)、C 型肝炎ウイルス (HCV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が陰性であるものと陽性であるものがありますので、お問い合わせください。

疾患

取扱可能なマトリックス

SLE

MNC, 血清、血漿、凍結、FFPE

喘息

MNC, 血清、血漿、凍結、FFPE

 

アレルギーの患者由来試料

アレルギー(アナフィラキシーショック、じんましん、アレルギー性皮膚炎、など)、性別、年齢など様々なリクエストに対応できるよう幅広いサプライヤーネットワークを駆使してアレルギー研究者様のニーズにマッチしたヒト試料を供給しています。
すべてのヒト試料は、適切なインフォームドコンセントに基づき採取されています。試料の性質上、B 型肝炎ウイルス(HBV)、C 型肝炎ウイルス (HCV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が陰性であるものと陽性であるものがありますので、お問い合わせください。

疾患

取扱可能なマトリックス

SLE

MNC, 血清、血漿、凍結、FFPE

喘息

MNC, 血清、血漿、凍結、FFPE

 

在庫例

ご希望の試料を提示いただいた条件で新たに採取して提供することも可能ですが、弊社と提携をしているサプライヤーでは常時豊富な在庫を持ち合わせておりまず。サプライヤーに在庫がある試料であれば、最短期間でお届けが可能です。
まずはお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

上記は取扱のある試料の一例となります。
お探しの試料が上記に無い場合でも、お気軽にお問い合わせください。

 

関連情報

関連製品

記事に関するお問い合わせ