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FAQ

  • タンパク・遺伝子発現解析

  • Dynabeads Intact Virus Enrichment(商品コード:DB10700)で濃縮したウィルスの無傷性・感染性についてのデータを確認したいです。
  • 現時点では、実際のデータについては非開示となっておりますが、本製品で分離したウィルスの機能については重症急性呼吸器症候群(SARS)について研究されているアメリカのBSL-3研究室により検査がおこなわれています。
    検査では患者より得られたウィルスを標的細胞培養中の培地へ添加して感染させ、新たに産生・放出されたウィルスによる再感染も検証されています。
    この検査により、Dynabeads Intact Virus Enrichmentで分離されたウィルスは感染力が保たれており、感染力をもつウィルスの数も、遠心により分離した場合よりもはるかに多いという結果が得られています。

    <ウィルスの感染力検査の概要>

    メーカーでは上記の検査に加え、エクソソーム分離についてのチェックもおこなっています。
    ビーズによるエクソソーム分離に関しては、下記のことが判明しております:

    ・陰イオン交換ビーズによる、エクソソームの分離(電子顕微鏡とウェスタンブロッティングで確認)
    ・ビーズから乖離可能です(ウェスタンブロッティングと免疫電子顕微鏡で確認)
    ・Dynabeads CD81やCD9で再分離も可能です(フローサイトメトリーで確認

    また、文献で確認されていることとして、ビーズは負電荷をもつ他のウィルスの分離にもご使用可能です。

    <各ウィルスとそのゼータ電位、参考文献>

    エクソソームが分離できるかどうかはすべてウィルスの構成タンパク質のアミノ酸構成によって決まります。等電点(pI)よりもpHが高い場合にはウィルスはマイナスチャージとなり、Strong Anion Exchange beads(強い陰イオン交換ビーズ)が機能します。pHとpIの関係性によって決まるタンパク質の電荷については、下記の図を参照してください。

    <pHとpIの大小によって決まるタンパク質の電荷>

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