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FAQ

  • 用途別細胞培養

  • CD34陽性細胞に遺伝子導入した際、多分化能を維持した状態で短期間培養するための条件は有りますか?
  • CD34+細胞の短期間の培養には、基礎培地のStemSpan SFEM IIにStemSpan CC110を添加した条件をお勧めいたします。CC110に含まれる3種のサイトカインは造血幹細胞および未成熟な前駆細胞の細胞周期を活性化する一方で、後期の前駆細胞の増殖や分化は促進しないので、レンチウイルスやレトロウイルスによる遺伝子導入時によく用いられます。

    ちなみにStemSpan CC100は、初期と後期に働くサイトカインを含むためCC110よりも刺激するCD34+細胞の比率が高く、より多くの細胞増殖をもたらす傾向があります。一方、StemSpan CD34+ Expansion Supplementは、CC110, CC100より多くのCD34+細胞の増殖をもたらします。


    参考文献:
    臍帯血由来CD34陽性細胞にレンチウイルスで遺伝子導入するのに、StemSpanとCC110を使用しています。

    Pina et al., MLLT3 Regulates Early Human Erythroid and Megakaryocytic Cell Fate, Cell Stem Cell 2008 : 2(3), pp 264-273.


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