FAQ
- タンパク・遺伝子発現解析
- Dynabeads M-280 Tosylactivated を使用していますが、目的のペプチドとビーズが非特異反応をしてしまいます。非特異反応を減らすためにはどうすればよいでしょうか?
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方法としては、1)ビーズの表面のブロッキング 2)洗浄 の2点があげられます。
さらに、ビーズの表面のブロッキングには以下の2通りがあります。
・ Tris:トシル残基を不活化します。反応に1日かかります。
・ BSA:ビーズ表面の疎水部分を覆います。
Trisを使用する場合は、まずTrisで不活化を行った後、BSAとインキュベーションするのが効果的です。さらにブロッキング後は、Tween 20を用いて洗浄するとバックグラウンドが低くなります。 通常のBSAによるブロッキング方法等、操作の詳細は製品の英文添付文書をご参照ください。