FAQ
- タンパク・遺伝子発現解析
- Dynabeadsのサイズと表面処理にはどんなものがありますか?細胞に取り込まれる可能性はありますか?
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ダイナビーズのサイズ、またビーズ表面処理に関しましては、ビーズサイズは4.5μm, 2.8μm, 1.0μmと3種類あり、表面処理の種類はEpoxy, Tosylactivated、Carboxylic acid、Amineの4種類ございます。
下記資料には各表面処理ビーズのサイズ展開や適したリガンド、親水性・疎水性などについての記載もございます。
汎用性DynaBeadsの特性
https://www.veritastk.co.jp/products/pdf/Surface-activated-table.pdfビーズが細胞に取り込まれる可能性については、下記のようになっております。
なお、ビーズの表面処理と細胞への取り込みの関係性に関しましては情報はございません。
4.5μm:哺乳類の細胞とほぼ同じ大きさであるため細胞に取り込まれにくいと考えられます。
2.8μm:細胞への取り込みついては情報がございません。二次抗体、Protein A、Protein Gやストレプトアビジンをコートして細胞分離等に用いられるサイズです。
1.0μm:細胞に取り込まれる可能性があります。重量あたりの表面積が大きいため結合能が高く、ネガティブセレクションキット(不要な物質・細胞にビーズを結合して除去するキット)で多く用いられ、細胞取り込みがあったとしてもその細胞は除去されるため問題ないという事で利用されています。