FAQ
- 移植・HLA・MHC
- LABType製品を使い、新規アレルを見つけることは可能でしょうか?
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「検出できる場合」と「出来ない場合」がございます。
LABTypeは、プライマーで増幅したHLA遺伝子をビーズ上のプローブに反応させ検出します。そのため、変異ポジションによって検出できる場合と出来ない場合があると考えられます。
検出できる場合/プローブ箇所に変異があるケース
この場合、通常はきれいに反応するプローブで反応が弱くNegativeとなり、解析結果がNo Resultとなります。既存の試薬でうまく解析できず、NGS等で改めて調べる事で新規アレルが見つかるといった可能性がございます。
検出できない場合/変異箇所のプローブがもうひとつのアレルでPositiveになるケース
Negative部分がもう片方の反応でPositiveになり、その反応が隠されてしまうようなケースではNew Alleleであっても上記のようには疑う事はできません。
基本的にLABTypeやマイクロSSPのような製品は既知のアレルに対して設計されているため限界がございます。
こうした点を補うため、One Lambda社では最新のIMGTに基づいてLotの改良を続けております。