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FAQ

  • 移植・HLA・MHC

  • LABScreenに使用するサンプルの前処理方法には何がありますか?
  • One Lambda社ではサンプルの凍結融解・超遠心を必須としており、非特異反応が見られた場合にはAdsorb Outによる吸収操作をお勧めしています。
    その他、EDTA処理、DTT処理やFBS処理などがありますので参考にしてください。

    1. 凍結融解、超遠心(必須)
    イムノコンプレックスを除去します。10,000 xg で10分以上遠心を行ってください。

    2. Adsorb Out処理(推奨)
    ラテックスビーズに対する非特異的反応の影響を除去できます。NCビーズ値が高い場合に使用します。血清30 µLに対してAdsorb Outビーズ3 µLを加え、室温で30分インキュベート後、10,000 xgで5分遠心します。

    3. EDTA処理(推奨)
    補体活性に必要なCa2+とキレートを形成することで、補体によるプロゾーン現象の影響を除去できます。
    使用する試薬:0.5M-EDTA(メーカー不問)
    溶解した血清90 µLに対しEDTAを2 µL入れます。室温にて10分間、振とうしながら反応させ、20,000 xgで10分遠心し上清を使用します。

    4. DTT処理(参考)
    IgM等による影響を除去することができます。ASHIでは以下のプロトコルを推奨しています。
    0.05M DTT溶液 10 µLに対して血清を90 µL加えます(DTTの終濃度は0.005M)。しっかり混ぜた後、37℃で30-45分インキュベートします。

    5. FBS処理(参考)
    バックグラウンドが抑えられる場合があります。
    血清100 µLに対して FBSを3 µLを加え、37℃で20-30分インキュベートし、10,000xgで5分遠心します。

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