FAQ
- タンパク・遺伝子発現解析
- Dynabeadsに蛍光標識オリゴを結合させたあと結合効率を測定したいのですが、蛍光シグナルの定量法として適切なのはどのような方法ですか?
-
Dynabeadsは自家蛍光を持っているため、ビーズに結合させた蛍光オリゴを直接定量するのは難しいです。
もっとも簡便なのは、結合反応前後の上清中のリガンド濃度を蛍光またはODで測定する方法です。
より正確に結合したオリゴを定量するには、間接法もございます。以下のような手順で行います。
1) ハイブリバッファー中のオリゴ結合ビーズに、標識した相補的プローブを加えインキュベート
2) 洗浄
3) 70℃ dH2O(またはlow salt buffer)で溶出
4) 上清中に溶出された相補的プローブの量を測定
5) 蛍光分光光度計または蛍光検出できるプレートリーダーで蛍光を測定