HLAMatchmaker

HLAMatchmakerは、コンピュータのアルゴリズムに基づいてエピトープやエピレットと呼ばれるアミノ酸によって定義された分子構造を解析決定するソフトで、Dr. Duquesnoyにより開発されました。

HLAMatchmeakerに関する詳細情報

このウェブサイトには、抗HLA抗体分析とエプレットベースのマッチングのためのダウンロード可能なExcel形式のHLAMatchmakerプログラムがいくつかあります。
エピトープ解析は、移植前後において以下のような意義があります。

■ Epitope Matching
移植前にレシピエントのエピトープを検索することにより、de novo 抗体を避けることができます。
理論的には自己抗原エピトープを共有するドナーを選択することで、自己に対するde novo 抗体は産生されない、または抗体産生の可能性を軽減ででき、移植後に産生される抗HLA抗体を予測することができます。

■ Epitope Analysis
移植後はエピトープ解析により、産生された抗HLA抗体をエピトープレベルで捉え、治療への応用ができます。

従来のHLAMatchmakerは、ExcelベースでLABScreen Single Antigenのロットが更新されるたびに情報を入れ替える必要がありました。しかし、One LambdaのHLA Fusionにはその機能が付加され、より使いやすい形になっています。

HLAFusion

One Lambdaの販売するLABScreen専用解析ソフトは、HLAMatchmeakerの機能を有しています。施設で検査したLABScreenの結果を取り込むことで、検体独自のデータが解析できます。

【HLAFusion でエピトープを解析した例】

用語集五十音順メニュー アレル（allele） クロスマッチ試験 抗HLA抗体 自然抗体 ハプロタイプ プロゾーン現象 ローカス（locus） 連鎖不平衡 Bw4, Bw6 C1q、補体結合性抗体 Class IとClass II CREG（Cross Reactive Group） CWD DSA HLA-タイピング HLAMatchmaker HLAエピトープ（Epitope）、エプレット（Eplet） HLAクラスI HLAクラスII IMGT MFI、nMFI MHC PCR-SBT法 PCR-SSO法 PCR-SSP法 WHO命名委員会 ％PRA