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2018/09/06

ガンマ線照射処理済み「GMP PLUS」vs. FBS【増殖能の比較】

  • 用途別細胞培養

ヒト血小板溶解物(human platelet lysate:hPL)由来のゼノフリーかつサイトカインリッチなサプリメントは、細胞製造のすべてのステップでFBSの代替が可能となります。
Compass Biomedical社はヒト血小板溶解物(hPL)の製造プロセスで幹細胞増殖・形態・多能性に影響を与える可能性を最小限に抑えるために、標準化したインダストリー向けヒト血小板溶解物(hPL)の製造法(GMP)を開発しました。
さらに臨床用の細胞製造に向けてウイルス感染の危険性を低減するために、ガンマ(γ)線照射したヒト血小板溶解物(hPL)の増殖能・成長因子などを評価した、ガンマ線照射処理済みGMP PLUSも提供可能です。

ガンマ線照射処理済みGMP PLUSについて

ガンマ線照射処理済みGMP PLUSの特長

  • ガンマ線照射処理により、病原体リスクに対応
  • ロットサイズは100 L以上もカスタマイズ可能
  • 大型ロットは、大規模な細胞治療用の製造および他の用途への補助材料に最適

GMP PLUSサプリメントの特長

  • 成長因子やその他タンパク質がリッチ
  • ゼノフリーなヒト由来製品
  • 間葉系幹細胞(MSC)の増殖が血清含有培地よりも向上
  • FBSに比べてロット間差が少ない
  • ロット毎の試験成績書
  • cGMP基準で製造
  • Cryo-bagsでの供給

 

感染症スクリーニングについて

  • PLUSの原料となるヒト血小板は、AABB資格認定の血液バンクにおいてUS FDAで承認された方法による感染症スクリーニングされています
  • ウイルス不活化のためのガンマ線照射は、FBSに一般的に適用される25-40 kGyで処理しています
  • 日本における生物由来原料基準(平成十五年五月二十日)(厚生労働省告示第二百十号)の適合に関しては弊社までお問い合わせください

感染症スクリーニング項目・試験方法

Infectious Disease Test Method
Human Immunodeficiency Virus (HIV) HIV I/II Ab、HIV-NAT
Human T-Lymphotropic Virus (HTLV) HTLV I/II Ab
Hepatitis B Virus (HBV) HBs Ag、HBs Ab、HBV-NAT
Hepatitis C Virus (HCV) HCV Ab、HCV-NAT
Syphilis RPR or FTA-ABS
West Nile Virus WNV-NAT
Trypanosoma cruzi T. cruzi Ab

データ紹介

ガンマ線照射処理後のパフォーマンスを比較:GMP PLUS vs. FBS

MSC qualified FBS(10% v/v)と比較して、ガンマ線照射処理済みのPLUSではヒト間葉系幹細胞(hMSCs)の倍化時間を大幅に短縮することができました。
αMEM培地にガンマ線照射処理(25-40 kGy)した3つの異なるロットのPLUSを添加した培地(10% v/v)で、培養したhMSCs(継代数P3)の倍化時間を示しました。
ロット間差が非常に少ないことがわかります。

1106_PLUS_hPLc1.jpg

 

ガンマ線照射処理後のGMP PLUSにおける成長因子の分析

ガンマ線照射処理(25-40 kGy)したGMP PLUSの3ロット間で成長因子の含量を比較した場合、ロット間差はほぼありませんでした。

1106_PLUS_hPLc2.jpg

PLUSを使用した文献

フリーサンプルのご案内

「GMP PLUS」を初めて試されたい方のために、フリーサンプル(25 mL)がごさいます(数量限定)。

※ サンプルをお届け後2ヶ月以内に弊社によるヒアリングが可能な方に限らせていただきます。

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