ラーニングコーナー

2019/06/26

LUNARIS:最小限の動物使用で研究結果の最大化を実現!

  • タンパク・核酸発現解析

マウスは、疾患研究および治療評価において極めて重要な役割を果たしています。LUNARISテクノロジーではマウスからの微量サンプルでマルチプレックスタンパク質検出を可能にすることで、最適で人道的な研究デザインを実現します。

LUNARISテクノロジー

LUNARISテクノロジーではモデル動物の少量の体液及び細胞培養モデルの上清液から非破壊的に得ることができるサンプルからのマルチプレックスサイトカイン測定を実現可能なため、研究デザインの限界の課題を解決することができます。

個体から得られるサンプルに限りがある場合、サンプルプーリングを行う事があります。しかしそのサンプルプーリングは個体差を覆い隠します。個体ではなく複数サンプルで行われた実験の繰り返しや時間経過の測定は、実験のセットアップは複雑になり、多数の動物や培養を必要とし、データ分析も混乱させると考えられています。

LUNARISテクノロジーの極めて高感度と高いマルチプレックスな解析能力により、これらの制限を克服することができます。

LUNARISで少量のサンプルでも好感度なサイトカイン定量を実証するために、免疫化野生型マウス4匹および、免疫化ノックアウトC57BL/6Jマウス4匹からの血液をLUNARISプラットフォームで分析を行いました。

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【ケーススタディ】トランスレーショナルリサーチ

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免疫後の1、3、6、および18時間に採取された血液をLUNARIS™ Mouse 12-Plex Cytokine Kit(AYO-LMCY-20120S)より、IL-1β、IL-2、IL-4、IL-5、IL-6、IL-10、IL-12(p70)、IL-13、IL-17、TNF-α、IFN-γおよびGM-CSFで同時にアッセイを行いました。

読み出しはLUNARIS™ Reader(AYO-LRS-001)で行い、データはLUNARIS™Analysis Suiteで自動的に解析しました。

各時点で個々の採血から血液サンプルの血清3μLですべてのサイトカインを測定しました。20〜100 pg / mLという低いサイトカインレベルでも測定ができました。

3つのサイトカイン測定のデータがここに示されています。

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Fig. 1 18時間にわたる個々の免疫化野生型およびノックアウトマウスにおけるサイトカイン動態

IL-10、IL-12(p70)、およびIFN-γ血清レベルは、野生型(WT)と比較して、ノックアウト(KO)マウスにおいてわずかに減少しました。野生型(WT)とノックアウト(KO)グループは、両方とも個体間の変動性を示しました。

トランスレーショナルリサーチ用LUNARISキット

微量のサンプルと幅広いサンプルタイプからの情報豊富な分析

LUNARIS™ Mouse 6-Plex Ophthalmology Kit

バイオマーカー: Ang-1, Ang-2, CCL2, IGF-1, PDGF-BB, VEGF-A
サンプルタイプ: 血漿、房水、硝子体液(血清、培養上清テスト済み)

LUNARIS™ Mouse 12-Plex Th17 Kit

バイオマーカー: CCL20, IFN- γ , IL-10, IL-17A, IL-17E, IL-17F, IL-1 β , IL-21, IL-23, IL-4, IL-6, TGF- β 1
サンプルタイプ: 血清、培養上清

*サンプルタイプは、随時アップデートしますので、お問い合わせください。

文献

AYOXXA社のフィールドアプリケーションスペシャリストDr. Isabelle KoxholtはInstitute of Experimental Immunology Bonnとの共闘研究を、Potsdam Proteomic Forum (April 2017.)でポスター発表を行いました。

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