FAQ
- 移植・HLA・MHC
- LABScreenで抗HLA抗体検査を実施しました。HLA-Cに対する抗体がLABScreen Mixedでは陰性で、LABScreen Single Antigenで陽性となる検体がありましたが、何故でしょうか？
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LABScreen MixedとLABScreen Single Antigenではビーズの製造方法が異なります。
LABScreen Mixedはセルラインからの抽出抗原が1種類のビーズに複数張り付いています。
そのため、CローカスやDQ、DPローカスなどの発現量の少ない抗原の反応は他のローカスの抗原に比べ反応が弱くなります。
一方、LABScreen Single Antigenはリコンビナントの精製HLA抗原が1つのビーズに1種類ずつ張り付いています。あらゆる抗原が高い抗原密度で張り付いているため検出感度が高くなります。そのため感度の違いからLABScreen Mixedでは陰性で、LABScreen Single Antigenで陽性という結果になる事がございます。