STEMCELL Technologies ALDEFLUOR ALDEFLUOR

  • 研究用

細胞のALDH酵素活性を測定することで、ヒト骨髄・動員末梢血・臍帯血中の幹細胞/前駆細胞を同定する試薬です。 Cancer stem cell(がん幹細胞)や正常な幹細胞の同定、分離にも利用されています。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

特長

  • 従来の抗体染色とは異なる、幹細胞/前駆細胞の新しい同定法
  • 細胞膜がintactな状態で、primitiveな生細胞のみを同定
  • in vivo, in vitro共にノントキシック
  • 簡便なプロトコル、高い再現性
  • 新鮮および凍結サンプルの両方に使用可能
  • 細胞表面マーカーに対する蛍光標識抗体と併用可能
  • 一般的なフローサイトメーターおよびセルソーターで測定
  • ヒトの造血細胞以外にも、他の動物種や細胞種にも適応可能
  • 操作は1時間以下で、手順も非常にシンプル

原理

細胞のALDH(酵素)+ BAAA(基質、BODIPY-aminoacetaldehyde)
→ BAA(蛍光発光、膜非透過性、BODIPY-aminoacetate)

アプリケーション例

  • 造血幹細胞移植のドナー細胞の品質確認
  • 非造血系幹細胞(間葉、内皮、神経)を用いた組織再生の研究
  • 腫瘍のステージング
  • ES細胞からの分化検出

プロトコール

BAAAを含むALDEFLUORアッセイバッファーに細胞(1×106 cells/mL)を懸濁
  ↓
37℃、30分間インキュベート
  ↓
(オプション:細胞表面マーカーに対する蛍光標識抗体で標識)
  ↓
フローサイトメーターで測定

注意事項

  • ALDHbr(陽性)の細胞集団は、CD34+ cells, CD133+ cells, c-Kit+ cells, Lin- cells, Colony forming cells, LTC-IC, NOD/SCID repopulating cellsを含みます。乳癌細胞株のSKBR3はALDHbrですが、MCF7はALDHを殆ど発現していません。
  • ALDEFLUORは、ヒト造血幹・前駆細胞向けに開発されております。それ以外の細胞を測定する際、条件最適化が必要になることがあります。

データ

ヒト乳がん細胞株SKBR3に含まれるALDHbr細胞の検出:
ALDEFLUORで45分染色した際のFACSプロファイル

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技術資料

よくある質問(3件/50件)

ALDEFLUORで分離した幹細胞でGFPの発現を解析したいのですが、ALDEFLUORの蛍光による干渉が心配です。ALDEFLUORの蛍光は細胞内にどの程度残るのでしょうか。

通常ALDEFLUORアッセイの蛍光は細胞外に排出される傾向にありますが、それをALDEFLUOR専用のバッファーと低温で抑えています。従って、バッファーの置換を行い、温度を上昇させることで蛍光の排出を促すことが可能です。 ALDEFLUORの蛍光を完全排出させるには、以下の2通りの方法をおすすめしています。 ・細胞を液体完全培地中で37℃、24時間インキュベートする。 ・細胞を液体完全培地中で37℃、2.5時間インキュベートした後、大量の新しい培地で1回洗う。新しい培地に懸濁し、37℃、1時間さらにインキュベートする。細胞の一部を取り、蛍光が消えているかどうか確認する。もし蛍光が消えていたら、念のため大量の新しい培地で2回洗う。まだ蛍光が残っていたら、インキュベート時間を延長する。

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ALDEFLUOR (ST-01700) およびALDEFLOUR Assay Buffer (ST-01701, ST-01702)に ABCトランスポーターインヒビターが含まれているとの事ですが、 どんな物質が含まれているか教えて下さい。

申し訳ありませんがABCトランスポーターインヒビターを含むバッファー組成の詳細は、 メーカー非公表のためお教えできません。

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ALDEFLUORアッセイを行う際、室温(15 - 25°C)での染色反応はできますか?

 はい、可能です。染色時間は、室温に依存しますが、反応の完了までおよそ2 – 4時間かかります。

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