STEMCELL Technologies IntestiCult IntestiCult Organoid Growth Medium

  • 研究用

ヒト腸陰窩 (intestinal crypts) に由来する腸オルガノイドを効率よく形成し、長期培養するための完全培地です。腸オルガノイドは、腸上皮の研究に有用なin vitro器官培養系を提供します。オルガノイドは、成人腸上皮の既知の細胞種から構成された、極性のある上皮細胞層で囲まれた機能的内腔を有します。単離された腸の陰窩は、IntestiCult Organoid Growth Medium (Human) で培養すると迅速にオルガノイドを形成します。成熟した腸オルガノイドは、生体内の腸陰窩と同様に、突出した芽のような構造を形成します。腸上皮の発生と機能の研究、腸疾患モデル、標的低分子スクリーニング、さらには成体幹細胞の特性や再生医療の研究など、さまざまなアプリケーションにご利用いただけます。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

【特長】

● 成体腸管上皮の特徴と組織を再現した、簡易な in vitro 培養系
● サイトカインなどの添加が不要な完全培地で、結果の再現性が高い
● 1 週間以内で腸管オルガノイドの形成が可能
● シンプルなフォーマットと簡便なプロトコール

【腸管オルガノイドのアプリケーション】

● 腸管幹細胞研究
● 腸疾患モデル研究
● 成体幹細胞研究
● 遺伝子治療のための基礎研究
● 創薬スクリーニング

【ST-06010のコンポーネント】

● IntestiCult OGM Human Component A, 50 mL
● IntestiCult OGM Human Component B, 50 mL

※ 使用前にComponent AとComponent Bを等量混合します。混合後は、冷蔵(2 -8℃)で1週間保存可能です。
※ 他にCorning Matrigelなどが必要になります(詳細は製品添付文書を参照)。
腸オルガノイドの凍結保存には、CryoStor CS10が最適です。

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初代腸オルガノイドから培養10-14日で完全に成熟

ヒト結腸生検サンプルから分離した初代オルガノイドをIntestiCult Organoid Growth Medium(Human)で増殖培養させた。(A)培養2日後、(B)6日後、(C)8日後および(D)10日後の腸オルガノイドをそれぞれ画像化したもの。

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腸上皮細胞のマーカーの発現

(A)DAPI、(B)EPCAM、(C)Ki67に対する免疫蛍光染色像。
(D)(A)~(C)のマージ画像。上皮層(EPCAM +)内で活発に増殖する(Ki67 +)腸管幹細胞を示している。

オルガノイドのフォルスコリン誘発性腫脹

ヒト腸オルガノイドを(A)5 μMフォルスコリンまたは(B)DMSOで処置し、オルガノイド面積を0分および120分で測定した。(C)フォルスコリン処理オルガノイドの面積は、DMSO処置オルガノイドに(7.5 ± 0.8 %)と比べて増加(33.5 ± 3.8 %)した。

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技術資料

よくある質問(3件/5件)

ヒト用IntestiCultで継代する際に、1個のドームあたり何個のクリプトが必要ですか?

継代の際は、(製品プロトコール C-14で)マトリゲルドームを壊したあと、1ドームあたり1000クリプトを加えてください。この中には成熟オルガノイド150-200個が含まれます。

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ヒト用IntestiCultの組成を教えてください。

ヒト用IntestiCultは、以下の2報の論文の組成が元になっています。   Long-term expansion of epithelial organoids from human colon, adenoma, adenocarcinoma and Barrett's epithelium; Sato T  Stange DE, Ferrante M, Vries RG, Van Es JH, Van den Brink S, Van Houdt WJ, Pronk A, Van Gorp J, Siersema PD, Clevers H. Gastroenterology. 2011;141(5):1762-72.   Isolation and in vitro expansion of human colonic stem cells; Jung P, Sato T, Merlos-Suárez A, Barriga FM, Iglesias M, Rossell D, Auer H, Gallardo M, Blasco MA, Sancho E, Clevers H, Batlle E. Nat Med. 2011;17(10):1225-7.

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ヒト用IntestiCultは、ヒト腸管オルガノイドをどのくらい継代することができますか?

少なくとも25継代できることを確認済みですが、半永久的に継代できると考えられます。

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