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赤血球除去による白血球の分離「HetaSep」

[ 2009-10-08 ]

 

STEMCELL Technologies社がご提供するHetaSepを用いた全血処理プロトコルでは、赤血球を重力沈降もしくは遠心分離することにより有核細胞を分離することが可能です。HetaSepは、赤血球を凝集し沈降させることにより白血球を懸濁液中にUntouchedな状態で残します。回収された白血球を含む上清は、その後の下流のアプリケーション(細胞分離など)に使用することができます。

 

 

HetaSep使用に関するビデオガイド

 

HetaSepは、全血から穏やか且つ迅速に有核細胞を分離するための試薬です。
本ビデオでは、HetaSepを使用してどのように有核細胞を単離したらよいかを

ステップ毎に説明しています。

 

Isolating Nucleated Cells from Whole Blood using HetaSep™

 

白血球の回収を最大にするためには、血漿上清を全て回収することが重要です。

特に古い血液では、白血球を含むピンクのフラクションが赤い赤血球層の上に

見られることがありますのでそれらを回収する必要があります。回収した上清

には赤血球が残っていることがありますので、必要に応じて塩化アンモニウム

によるLysisか、磁気ビーズによる分離を行ってください。

 

 

HetaSepの原理

 

HetaSepはヘタスターチ(hetastarch or hydroxyethyl starch)溶液で、全血中の

赤血球から有核細胞を迅速に分離することが可能な赤血球凝集試薬です。凝集した

赤血球は、単一に分散している細胞よりも早く沈降します。沈降時間や遠心速度を

コントロールすることによって99%の赤血球を除去し、有核細胞の大多数を上清中に

回収することができます。

 

 

Ficollとの違い

 

HetaSepは赤血球を凝集させて除去しますので、回収される細胞は有核細胞

となりT、B、NK、単球などに加えて顆粒球(好中球、好塩基球など)も含みます。

一方Ficollでは赤血球に加えて顆粒球も取り除かれますので単核球が回収される

ことになります。好塩基球は、Ficoll処理によりカルシウム応答が活性化されること

が知られていますのでHetaSepの使用がお薦めです。

 

 

応用例

 

STEMCELL Technologies社では、以下のような細胞種に対するHetaSepと

組み合わせた細胞分離試薬をご提供しています。


T Cell、B Cell、Total Lymphocyte


HetaSepは赤血球を除去するシステムなのでFicollによる単核球の回収では

分離が難しい顆粒球(Neutrophil、Basophil、Eosinophil)の分離にも優れています。

 

 

製品情報

 

製品コード 品名 容量
ST-07806 HetaSep  20 mL   
ST-07906 HetaSep  100 mL  
ST-07851 Lymphoprep 500 mL   
ST-07917 Lymphoprep 6 x 500 mL   
ST-07957 Lymphoprep 250 mL   
ST-07967 Lymphoprep  4 x 250 mL   

 

 

製品資料

 

 

 

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