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間葉系幹細胞用研究ツール(ヒト・マウス)

[ 2015-08-14 ]

間葉系幹細胞(Mesenchymal Stem Cells;MSC)の研究フローに沿って、最適な製品をご紹介します。

ここで紹介の製品は、すべてSTEMCELL Technologies社の製品です。

 

 

I. 間葉系幹細胞の濃縮・分離

 

 

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II. 間葉系幹細胞の培養

 

 

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MesenCult-ACFで培養したヒト骨髄由来MSCの増殖 (n = 3; Mean ± SEM)
 


III. 間葉系幹細胞の解離、凍結保存

 

MesenCult-ACF Freezing mediumで凍結保存したヒトMSCの回収率
(n = 6 independent experiments, P = 0.0035)


 

IV. 間葉系幹細胞からの分化

 

間葉系幹細胞について

 

 

製品情報

 

 

 

間葉系幹細胞について

 

骨髄間質は当初、骨髄の造血成分の構造骨格として機能すると考えられていました。それ以来、間質は異種細胞集団で構成されており、物理シグナルと化学シグナルの組み合わせによって骨髄中の造血幹細胞(HSC)の増殖・分化に対して正負両方の調節作用を有することが広く証明されています。

また間質には間葉幹細胞(MSC)と呼ばれる別の非造血細胞も含まれており、これらは自己複製することも、骨、軟骨、筋肉、腱、脂肪へ分化することも可能です。MSCがHSCと非常に似ている点は、数が極めて少なく、骨髄細胞100,000個中1個という推定頻度でしか存在しないことです。MSCはまた、“Mesengenesis”と呼ばれる造血に類似した段階的成熟過程を経て種々の成熟細胞型を生じます。これらの細胞が骨形成原(骨)細胞を産生する能力を見るためのアッセイが開発されています。造血細胞と同じように、骨髄中に存在する間葉系前駆細胞の細胞表面表現型には不明な点が多く残っています。しかし、これらの細胞はコロニー形成線維芽細胞(CFU-F)アッセイを用いてin vitroで定量することが可能です。

線維芽細胞コロニーに由来する培養細胞は何代にもわたってさらに増殖することが可能であり、その後も種々の成熟細胞型に分化する能力は保持されます。より原始的な間葉系前駆細胞も存在すると考えられますが、多くの研究者達はこれらの培養細胞をその特徴から間葉系「幹細胞」と呼ぶようになりました。その表面表現型はCD45とCD34が、CD105(SH2)、CD73(SH4)、CD90(Thy-1)が(+)と定義されています。