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「HLAのパイオニア」One Lambda社からNGS-HLAタイピングのソリューションを提案

[ 2018-07-02 ]

HLA (Human leukocyte antigen:ヒト白血球抗原) はヒトのMHC (Major Histocompatibility Complex:主要組織適合性複合体) で、「自己」と「非自己」の識別などの免疫反応に重要な役割を果たしています。HLAはタンパク構造や機能の違いなどから、クラスI (HLA-A、B、Cなど) とクラスII (HLA-DR、DQ、DPなど) に大きく分けられます。

HLAをコードする遺伝子は6番染色体短腕に位置し、約4Mbの領域に密集しています。HLA遺伝子の大きな特徴のひとつに、それぞれが非常に多型性に富むことが挙げられます。HLAの対立遺伝子 (アレル) はクラスIで13,000種以上、クラスIIで4,800種以上に達し (2018年3月時点) 、HLA-DNAタイピング技術の進歩により現在も増え続けています。加えて、この4Mbの領域内にはHLA偽遺伝子 (pseudogene) も多数含まれ、HLAアレルの確実なタイピングをさらに難しくしています。

 

HLA遺伝子群の模式図

HLA領域

左:セントロメア側、右、テロメア側。約4Mbの領域に密集。

 

HLA遺伝子のタイピング方法として、PCR-SSP法 (例:マイクロSSP) 、PCR-rSSO法 (例:LABType SSO)、PCR-SBT法 (例:SeCore SBT) が挙げられます。そして、最も高精度なタイピング方法として、次世代シーケンサー (NGS) によるHLA遺伝子タイピング法も行われています。

「HLAのパイオニア」であるOne Lambda社から、NGS-HLAタイピング試薬「AllTypeTM NGS」を販売しております。

AllType NGSは11ローカスのHLA遺伝子の5’UTR (一部はExon 2) から3’ UTRを解析対象とし、非常に高解像度なHLA-DNAタイピングを実現します。

※AllType-NGSは旧来品NXTypeTM NGSに比べて、解析対象の範囲が広がっています。

 

 

AllType-NGS 概要 (英語)

 

 

特長 

  • マルチプレックスPCRで、HLA クラス Iおよびクラス II領域に位置する11ローカスの遺伝子を1本のチューブで同時に増幅
  • Ion S5TM システム、MiSeqシステム (Illumina) で解析可能
    ※ Ion PGMシステムには対応していません
  • 測定終了後にスタンドアローンの専用解析ソフトウェアTypeStreamTM Visualで解析
    (試薬購入時に無償提供)
  • サンプル調製~測定~解析まで最大96サンプルを3日以内でタイピング可能

 

 

AllType NGSの対象となるHLAローカスと解析対象の領域

AllType NGS 解析対象範囲

(*)…3' UTRのイントロン領域も増幅

 

 

AllType NGSのワークフロー

AllType NGSのワークフロー

マルチプレックスPCRサンプルの調製から3日以内にデータ解析が可能

 

 

アプリケーション

  • 臓器移植・骨髄移植時の組織適合性検査
  • 疾患感受性遺伝子の検索
  • 集団遺伝学的アプローチ

 

AllType-NGSの詳細はこちら>>

 

 

製品リスト

商品コード

商品名

梱包単位

OLI-ALL-11LX

AllType NGS 11-Loci Amplification Kit

96 tests

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